第2回中高生日本語研究コンテスト結果報告
(主催:日本語学会)
第2回コンテストには、
のエントリーがありました。
たくさんのご応募、ありがとうございます。
このたび、受賞作品が以下のとおり決定しました。
受賞者のみなさん、おめでとうございます!
※受賞作品(動画)と講評は12月中にこのサイトで公開予定です。
アイデア部門
【最優秀賞】1件
🔸「おかしみはどこから来るのか~漫才の会話体系の分析~」
深川未来(お茶の水女子大学附属高等学校)
【優秀賞】4件
🔸「外来語の発音と日本語表記についての研究―リエゾンの観点から―」
石渡拓実(早稲田大学本庄高等学院)
🔸「なぜ走ってるのに「足が流れる」の?」
久下沼海(茨城県立勝田中等教育学校)
🔸「現代の「的」の使われ方 」
古川絢子(茨城県立勝田中等教育学校)
🔸「広島平和都市記念碑の碑文研究」
高原沙理楽(広島県立広島叡智学園高等学校)
【奨励賞】1件
🔸「コンピューターと身体感覚の関係」
橋本知佳(茨城県立勝田中等教育学校)
リサーチ部門
【最優秀賞】1件
🔸「サ変に属さなくなる動詞・サ変を脱しない動詞―一字漢語複合サ変動詞の五段化をめぐって―」
宮下敦行(神奈川県立横浜翠嵐高等学校)
【優秀賞】4件
🔸「一人称代名詞〜一人称「うち」が減る理由〜」
雨宮伊吹(長野県諏訪清陵高等学校附属中学校)
🔸「外国人児童生徒の家庭内における言語使用―我が家の場合―」
邢嘉韵(東京学芸大学附属竹早中学校)
🔸「オノマトペを数的に食べる」
高橋兎月(宮城県古川黎明高等学校)
🔸「絵本『くまのがっこう』における直接性の演出~「日本語の四拍子性」と「語り」の観点から~」
寺田穂乃香(中央大学杉並高等学校)
【奨励賞】2件
🔸「中学生からの挑戦状 「押す」と「突く」の違いを見分けろ!」
雨谷奈々・今立明花・佐竹未有(茨城県立勝田中等教育学校)
🔸「小説のタ形・非タ形文末がもたらす表現効果」
桑田愛(白陵高等学校)
【特別賞】3件
🔸「「〇〇構文」の形成とその背景」
桜木陽也(栄光学園高等学校)
🔸「近代詩における「ものづくし」研究」
須田葵葉(東京都立西高等学校)
🔸「徳島県西部山間地における方言形成についての研究」
三好和佳・高石羽姫・坂東凛珂・岡部新大(徳島県立池田高等学校)
ご応募くださった皆さんへ
受賞者の方には、12月1日以降に、オンライン表彰式、賞状、動画公開等についてメールでご連絡します。
今回残念ながら受賞に至らなかった方には、同じく12月1日以降に、審査員の講評、参加証等についてメールでご連絡します。
連絡をお待ちください。
「中高生日本語研究コンテスト」は、
中高生の皆さんの視点で見つけた
日本語に関する研究のアイデアや成果を
広く募集するコンテスト。
皆さんが見つけた日本語の謎や面白さを、
プレゼンテーション動画にまとめて応募しよう!
趣旨説明
「中高生日本語研究コンテストとは」
田中牧郎(日本語学会 中高生日本語研究コンテスト実行委員)
研究の内容は、日本語に関することであればどんなことでも構いません。
次のような枠組みを参考に、具体的なテーマを決めてください。
研究をどう進めたらいいかわからない!
どんな参考資料があるの?
コンテストに向けての準備で悩んだ時には、日本語研究者が皆さんをサポートします。
スライド等を用いたプレゼンテーション動画(音声付き)
ポスター等を用いたプレゼンテーション動画(音声付き)
※ 音声は必須です。発表者が動画に映っていなくても構いません。
※ 音声は、音声読上げソフト等を利用したものでも構いません。
発表タイトルと同じ(例:「空から漢字を調査する.mp4」)
2023年11月から12月頃(予定)
第1回は、次の通り表彰しました
各部門1組
各部門4〜5組
各部門1〜3組
第1回の表彰作はこちらからご覧いただけます
1.応募フォームからエントリー!
①発表者名(氏名・チーム名など)
②代表者のメールアドレス
③応募部門
④発表タイトル
⑤発表者の学校・学年
⑥連絡の取れる大人(担任・顧問・指導教員・保護者など)の名前・連絡先(メールアドレスや電話番号など)
2.送られてきたURLに動画を投稿!
代表者のメールアドレスに動画提出先の情報をお送りします。
動画提出先から動画ファイルを送ってください。参加費用は無料です。
3.応募完了!
開催日:2023年7月21日(金)から
本コンテストの後援団体である「国立国語研究所」が、夏休み恒例の「ニホンゴ探検」をオンライン開催!
今年は、過去に公開した動画コンテンツから、見逃せない動画をピックアップして紹介。動画が見られる環境さえあれば、どなたでも登録不要で視聴できます。コンテストのネタ探しにぜひアクセスしてみてください!
日本語学会は、日本語研究の進展と会員相互の連絡を図ることを目的に、日本語研究者および日本語に関心を持つ人々を会員として運営されています。1944年に設置された80年近い歴史を持つ学会です。
本学会は、上記の目的に沿って機関誌『日本語の研究』(年3回)の発行、『日本語学大辞典』などの図書の刊行、研究大会の開催(年2回)などの事業を行っています。2022年から、中高生日本語研究コンテストを始めました。