中高生日本語研究コンテストとは

「中高生日本語研究コンテスト」は、日本語学会が主催する中高生向けのコンテストです。

日本語に関する研究のアイデアや成果のプレゼンテーションを募集します。

研究の面白さが伝わるプレゼンテーション動画を作って応募してください!

 

応募期間:2024年9月1日〜25日



誰が応募できるの?

コンテストの主役は、中学校・高等学校の生徒の皆さんです!

1人でもグループ(6人以下)でもOK。学校で行っている探究学習や卒業研究を紹介するもよし、部活や趣味の仲間と取り組んでみるもよし、気軽にどんどん応募してください。参加費は無料です。

どうやって申し込むの?

まずは、応募フォームに発表者情報を登録。動画の投稿先を指定したメールが届いたら、撮影した動画を指定の場所にアップロードしてください。

応募期間9月1日〜9月25日

何をどう研究するの?

研究のテーマは、日本語に関するものなら、何でもOK。

学びの部屋」に、日本語学や、日本語を研究する方法について解説した動画や、参考文献・参考資料へのリンク集などを用意しています。ぜひ、のぞいてみてください!



コンテスト概要

主催

後援

目的

  • 中高生に日本語・日本語学に関心を持ってもらい、言語や言語文化への探究心を育む。
  • 中高の学校現場と研究者コミュニティーとをつなぎ、中高生が日本語を探究する活動を支援する。

募集する研究発表の内容

 研究の内容は、日本語に関することであればどんなことでも構いません。以下の枠組みを参考に、具体的なテーマを決めてください。

  • 日本語の音声・文字・表記・語彙・文法・文章・コミュニケーション
  • 日本語の歴史や地域の言葉(方言)
  • 言語作品の言葉
  • 日本社会と言葉
  • 日本語による理解・思考・表現
  • 外国語との比較や翻訳
  • デジタル技術を用いた言葉の分析

研究発表の部門

 以下の2部門からどちらかを選んでご応募ください。

  • アイデア部門(構想発表部門):「こんな研究ができそう」というアイデアを発表する部門。研究の着想や方法を中心に、研究計画までを作成して発表してください。
  • リサーチ部門(成果発表部門):研究した成果を発表する部門。実際にテーマを決め、自分たちで調査・分析をした結果・結論を発表してください。

発表の形式

 スライド等を用いたプレゼンテーション音声付き動画、または、ポスター等を用いたプレゼンテーション動画を作成してください。音声は必要ですが、発表者が動画に映っていなくても構いません。

 ※音声は、音声読上げソフト等を利用したものでも構いません。

  • 動画の時間
    • アイデア部門:5分程度
    • リサーチ部門:10分程度
  • ファイル形式:MP4、MOV、AVI、WMV
  • ファイルサイズ:1GB以下

応募の資格と方法

 中学生や高校生、高専生(3年生まで)からなる6人以下のグループ、または個人でご応募ください。応募費用は無料です。

 応募時に、①発表者名(氏名・チーム名など)と代表者のメールアドレス、②応募部門、③発表タイトル、④発表者の学校・学年、⑤連絡の取れる大人(担任・顧問・指導教員・保護者など)の名前と連絡先(メールアドレスや電話番号)を、このサイトの応募フォームから登録していただきます。登録後、ご登録のメールアドレスに動画提出先の情報をお送りします。

  • 応募開始:2024年9月1日
  • プレゼンテーション動画の提出締切2024年9月25日
    • 動画のファイル名は、発表タイトルとしてください(例:「空から漢字を調査する.mp4」)。
    • 参考資料として、プレゼンテーションに用いたポスターやスライドの画像データ(写真やPDF)を提出することができます(任意)。ファイル名は、動画同様、発表タイトルとしてください(例:「空から漢字を調査する.pdf」)。

審査結果発表

 2024年11月から12月頃

表彰

 アイデア部門・リサーチ部門の各部門における優秀な発表を表彰します。評価の観点は、

(1) 問い(課題)の設定

(2) 調査や研究の方法

(3) 考察の展開

(4) 結論の導き方

(5) 発表の仕方

などです。

 アイデア部門は(1)、(2)、(5)、リサーチ部門は(1)、(2)、(3)、(4)、(5)について、評価します。

 表彰作(投稿されたプレゼンテーション動画)を、日本語学会による講評を付けてこのサイトで公開します。過去の表彰作こちらで公開していますので、ご確認ください

学会によるサポート

コンテストの参加(応募)に向けて、日本語学会の会員(日本語学研究者)による以下のサポートを提供します。

  • 学校等での日本語に関する探究活動の支援(→学校等への支援
  • プレゼンテーションの動画・資料のサンプル(→学びの部屋
  • 日本語学の解説動画、参考文献リスト、参考リンク集等(→学びの部屋

注意事項

  • 研究を進める際に利用した参考文献やインターネットなどから得た情報、ChatGPT等のAIが生成した文章は、発表者が考えたり書いたりした内容ではないため、第三者にもその区別が分かるようにする必要があります。これは研究倫理の問題でもあり、他者の権利(著作権)の保護の問題でもあります。
  • 動画の中に、第三者の作成した著作物(文章・図表・写真・イラストなど)を引用する場合は、引用した箇所にそれぞれ出典を明記してください。著作権の侵害が判明した場合、エントリーを取り消すことがあります。
  • 提出された動画やその一部を切り出した静止画、発表者のお名前やご所属、発表のタイトルなどは、本サイト、日本語学会のホームページ、日本語学会の機関誌などに掲載することがあります。あらかじめご了承ください。