あっという間に5月。みなさんは、今年の干支を覚えていますか?
中高生日本語研究コンテストの公式SNSでは、2026年1月1日に、XやFacebookで年賀状のイラストを投稿しました。
今年は午年。2匹の馬が「「謹賀」とは、どんな意味?」「「元旦」って、いつだろう?」と話しています。
みなさんは、この2つの言葉についてどれくらい知っているでしょうか。
今回は、このホームページのコンテンツ「学びの部屋」を使って、「謹賀」の意味を調べる方法を紹介します。
【手順】
1「中高生日本語研究コンテスト」の公式ホームページ(https://www.junior-jpling.org/)にアクセスする
2「学びの部屋」のページをクリックし、「研究に役立つリンク集」をチェックする
3「データベース・分析ツールなど」の7番目「コトバンク(精選版日本国語大辞典)」
(https://kotobank.jp/dictionary/nikkokuseisen/)にアクセスする
💡 ポイント 『精選版日本国語大辞典』とは、日本で唯一の大型国語辞典である『日本国語大辞典』第二版に収録された50万項目・約100万用例を、30万項目・約30万用例に「精選」した版です。
4「コトバンクを検索」と書かれた検索ボックスに「謹賀」と入力して、検索する
5 結果一覧の「精選版日本国語大辞典」をクリックすると、「〘名詞〙心からつつしんで、よろこびを申し述べること。〔改正増補和英語林集成(1886)〕」と書かれています。
(https://kotobank.jp/word/%E8%AC%B9%E8%B3%80-480796#w-1940068)
1886年(明治19年)出版の辞書名があるため、140年前には使用例があるのですね。こんな風に、「謹賀」の意味にたどり着くことができました。
でも、「国語辞典を引いているだけじゃん!」と思われるでしょうか。
それでは、今度は別の視点から他のリンクをたどってみましょう。
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◎年賀状に「謹賀新年」と書き始めたのはいつだろう?
👉「レファレンス共同データベース」(国立国会図書館)に、東京都立中央図書館による回答プロセスが掲載されています。
「年賀状に「謹賀新年」という言葉が使われだしたのは、いつ頃からか。」
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000263078
◎年賀状に関する研究や文献ってあるのかな?
👉「日本語研究・日本語教育文献データベース」(国立国語研究所)で、「年賀状」と検索すると39件、「賀状」と検索すると40件ヒットします。
💡 ポイント 検索語によって、ヒット数が変わります。論文のタイトルや章タイトル・目次をもとにして、自分の知りたい内容と合っているか、図書館に掲載誌があるかを探してみましょう。
https://bibdb.ninjal.ac.jp/bunken/ja/
◎その他にも、手紙で使う表現を知りたい
👉「教育出版 言葉のてびき」(教育出版)に、「参考 手紙の用語」が掲載されています。
https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/textbook/chuu/kokugo/guidances001-00.html
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たった一語から、アイデアが膨らんでいく様子が伝わるでしょうか。「学びの部屋」を活用すると、語の意味だけではなく、使用時期や過去の研究なども調べられるようです。
今回紹介できなかったコンテンツも、研究に役立つものばかりです。コンテストの応募前にアクセスして、気になる言葉を追究してみてください。
小野 春菜(国立国語研究所)